連結決算

企業会計

連結の範囲(IFRS10他)

支配の有無の判定 IFRSにおいては、会社が単独で投資先を支配している場合には連結対象とし、「IFRS10」に沿って、投資先の財務諸表をフルで連結する会計処理を実施します。単独で投資先を支配している場合とは、会社が投資先の議決権の過半数(5...
企業会計

持分法(IAS28)

持分法の会計処理 持分法の会計処理では、投資を出資当初は取得原価で認識しますが、その後は、投資先の純資産と損益のうち投資者の持分に帰属する部分の増減に応じて取得原価を修正していくことになります。 持分法の適用対象となる投資 持分法の会計処理...
企業会計

機能通貨(IAS21)

IFRSの機能通貨の考え方 「機能通貨とは、企業が営業活動を行う主たる経済環境の通貨」(IAS21.8)と定義されており、通常、売上の入金や仕入・経費の支払いのような、企業活動における主たる取引に使用する通貨を指します。主たる取引通貨を機能...
企業会計

決算日の統一(IFRS10)

連結決算における親会社と子会社の決算日 IFRSにおいては、連結財務諸表の作成に用いる親会社及びその子会社の財務諸表は、同じ報告日(決算日)としなければならない、と規定されています。(IFRS10.B92) たとえば、親会社が4月から翌年3...
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会計方針の統一

IFRS IFRSでは、同一環境下の同一取引については、統一の会計方針に沿った会計処理が求められます。●IFRSの該当条文親会社は、類似の状況における同様の取引及び他の事象に関し、統一された会計方針を用いて、連結財務諸表を作成しなければなら...
企業会計

日本企業のIFRS適用

日本企業のIFRS適用の状況 2024年5月現在、日本の上場企業の280社弱が連結決算にIFRS(国際会計基準)を適用している状況です。 日本の場合、上場企業の連結決算は日本基準に準拠するのがオーソドックスですが、IFRSを選択することも可...