リース

企業会計

リース会計⑥(セールアンドリースバック)

セールアンドリースバック セールアンドリースバックとは、企業(売手である借手)が、資産を他の企業(買手である貸手)に売却した後に、当該資産を買手である貸手からリースバックする取引を指します。IFRSでは、売手である借手と買手である貸手の双方...
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リース会計⑤(日本の新基準の早期適用)

日本の新リース会計基準の適用開始時期 新リース基準の適用開始は、連結・単体ともに、2027年4月1日以後に開始する年度からとなりましたが、2025年4月1日以後に開始する年度からの早期適用も可能とされています。新基準では、オペレーティング・...
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リース会計④(リースの識別)

リースの識別の対象(IFRS16) 使用料を払って使う資産のうち「資産が特定されており、かつ、資産を支配している」ものが、リース資産・負債のB/Sオンバランス処理(=リースの識別)の対象となります。●IFRS16のリースの定義リースとは、対...
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リース会計③(設備投資の範囲)

使用権資産の新規増加額は設備投資? IFRS16においては、従来はB/Sオフバランスであったオペレーティング・リースやレンタルによる賃借についても、短期や少額等の一定のもの以外はB/Sの非流動資産に「使用権資産」を計上し、その償却費をP/L...
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リース会計②(IFRS16 財務指標影響)

IFRS16の財務指標への影響 前回のリース会計関連のブログ『リース会計①(日本の新基準の動向)』の続編としまして、今回から何回かに分けて、IFRS適用企業で実務対応中のIFRS16に沿って、リース会計基準の主な実務論点を取り挙げていきます...
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リース会計①(日本の新基準の動向)

日本でのリース新会計基準の検討状況 リースの借手の会計処理について、日本基準でも、USGAAPやIFRSのようにオペレーティング・リースや不動産賃借のB/S計上を求める新会計基準の検討がASBJ(企業会計基準委員会)で進められています。20...