企業会計 借入コストの資産計上(IAS23) 用語の意義 借入コストの資産計上に関連する用語の意義は以下のとおりです。 <用語の意義>●借入コスト借入コストとは、企業の資金の借入れに関連して発生する利息及びその他のコストを指します。●適格資産適格資産とは、意図した使用又は販売が可能とな... 2024.12.05 企業会計
企業会計 政府補助金(IAS20) 政府補助金の会計処理 IFRSでは、受領した政府補助金(例:IT導入補助金や太陽光発電設備導入補助金)の会計処理は以下のとおりとされています。 <政府補助金受領のIFRSでの会計処理>1)固定資産取得を伴わない政府補助金政府補助金のうち、過... 2024.10.15 企業会計
企業会計 償却の開始時期(IAS16・IAS38) 償却開始時期 IFRSでは、固定資産(有形固定資産や耐用年数を確定できる無形資産)は、資産が使用可能な状態に成った時点から償却を開始する必要があります。(有形固定資産:IAS16.55、無形資産:IAS38.97)よって、必ずしも実際に使い... 2024.10.11 企業会計
企業会計 SaaS契約ソフトウェア(IAS38他) SaaS契約のソフトウェアとは SaaSは“Software as a Service”の略になります。SaaS契約のソフトウェアの場合、ソフトの所有権は顧客(利用者)側にはなく、顧客は一定期間分の利用料を払うことによって、ソフト所有者のク... 2024.10.02 企業会計
企業会計 売却目的保有資産(IFRS5) 売却目的保有資産の定義 売却目的保有資産とは、経営により売却計画が承認され、売却可能な状態にある資産として、以下の①~⑥のすべてに該当するものをいいます。(IFRS5.7,8)<売却目的保有資産の該当要件>① 承認の権限を有する経営者が資産... 2024.09.25 企業会計
企業会計 資産除去債務(IAS37) 資産除去債務の定義 資産除去債務とは、有形固定資産の解体及び除去並びに敷地の原状回復に関する義務に係るコストのことをいいます。比較的よくあるケースとしては、賃借したオフィスに照明設備や通信設備を設置したような場合です。オフィス退去時における... 2024.09.22 企業会計
企業会計 投資不動産(IAS40) 投資不動産の定義(IAS40.5) 投資不動産とは、賃貸収入若しくはキャピタルゲイン又はそれらの両方を目的として企業が保有する不動産のことをいいます。 投資不動産の留意点 IAS40.8に、投資不動産への分類例として以下の①~④が示されてい... 2024.09.17 企業会計
企業会計 開発費の資産計上(IFRS) 基本原則 新技術や新商品の研究開発に要した研究開発費は、「研究局面」と「開発局面」に区別します。「開発局面」で支出した費用のうち、資産化の6要件を満たす部分の金額は無形資産として計上し、上市後から償却費を原価に計上(=売上総利益にマイナス影... 2024.06.28 企業会計
企業会計 固定資産の減損(IFRS) 減損の兆候 固定資産の簿価を回収出来ない可能性を示す事象が生じた場合には、減損の兆候ありとなり、減損検討が必要となります。以下(1)~(5)のような事実は減損の兆候を示す例であるとして、IFRSに規定されています。(1) 当該資産に係る営業... 2024.06.21 企業会計
企業会計 のれんの償却・非償却 のれんが発生する仕組み 企業買収時に、「買収対象企業のB/S純資産簿価<買収対価(=買収時の時価)」の大小関係となった場合は、買収対価の配分残余である超過収益力部分としてのれん(Goodwill)が生じ、B/S資産に計上されることになります... 2024.06.16 企業会計